みずみずしい四季の恵み、おくります。

環境に優しく、人にも優しい有機農業。
化学肥料や農薬、遺伝子組換え技術を利用せず、
環境への負荷を低減した生産方法を用いて行われる農業を言います。

農林水産省が定めるJAS(日本農林規格)法に基づき
登録認定機関が検査し、認定された事業者のみが
農作物に「有機」、「オーガニック」などの名称の表示を許されます。

消費者が安心・安全を求め、有機野菜への需要が高まるのは当然のこと。
そして生産者も、信頼ある美味しい農作物を提供し続けたいという想いを持っています。

ただ、有機農業に取り組むには制約が多く、想像以上にコストと手間がかかります。
「有機野菜」その言葉の奥には、生産者の絶え間ない努力と
熱い想いが込められているのです。

化学肥料や農薬を使えば、大幅に生産性が上がり、収量も増えます。しかし今、土壌や水質など環境への負荷を考慮し、ほ場に適した農作を行い、化学肥料や農薬に頼らない、持続可能な「自然に由来した農業」が全国的、世界的に見直されています。

農作物も生き物です。作物の種類や苗の時期など、病気にかかりやすく、やむを得ず「お薬」を必要とする場合もあります。病害虫という天敵もいます。年間を通しての天候の予測も難しいものです。自然の中で、自然の道理に従うことは、人の都合には当てはまりません。

「安心・安全の美味しい農作物を届けたい」その想いで、天然肥料が改良され、生産者同士の技術交流を図り、有機農業は日々進化し、取り組まれているのです。

科学肥料や農薬を使わなければ、土壌や水質の汚染も低減され、自然循環機能を最大限生かし、環境に配慮した次世代へ続く農業が可能になります。

知識と技術力、人員と整備、コストと手間…有機農業は生産者の負担も大きくなりますが、農業へのやりがい、生産者同士の絆も強くなります。農業技術が注目され、生産者自身が発信する場が増え、消費者との距離も近づきます。

そして何より、自然の中でのびのび育った農作物は、安心・安全なのはもちろん、味もひとしお。手間をかけ、愛情を注いだ分、有機野菜は美味しくなっていくのです。